平成の阿部定事件
プロボクサーのライセンスを持ち、法律を学ぶ大学院生が、妻の勤める法律事務所の弁護士を殴り、意識を朦朧とさせてから局部を切り取ってトイレに流した事件がありました。
当初は、男女関係のもつれ、いわゆる三角関係の果ての凶行だろうといわれていましたが、どうやら妻が「弁護士にお酒を飲まされて強姦された」と訴えて、夫が弁護士との話し合いの場を持って、話し合いでは解決しなかったから実力行使に出た、という経緯のようです。
凶器は枝切りばさみで、これは事前に用意していたとのこと。
自分は第三者なので、真実がどこにあるのかは分かりませんが――ほんとうに強姦されたのかな? というのが第一の疑問。
やり手でイケメンの弁護士に言い寄られて、断り切れずに肉体関係を持ってしまって、それが夫にバレたから、仕方なく嘘をついた、ということのような気がするんですが、あくまでこれは想像です。
もし上記の推理が正しいとして、悪いのはやっぱり弁護士だと思います。
夫がいると分かっていて手を出したんだから、極論ではありますけど、殺されても仕方のないことです。
逆に――女性が、大学院生の夫と別れたくて、弁護士に相談している時にお互いムラムラっときて……ということなら……うーん、もちろん手を出した弁護士は悪いですが、情状酌量の余地はあるかな、と思います。
局所を切り取っても命に別状はないようで、けどしばらくは痛みと共に過ごすことになるのでしょう。
そして、尿を足すたびに、この女性を巡るトラブルのことを思い出すのでしょう。
とにかく不倫は駄目だ、ということだと思います。