海外ドラマ「12モンキーズ」第9話「明日を信じて」の感想です。
第9話は、クライマックス前の一段落というか、調整回というか、中だるみのような感じでした。
9話の物語は3つの時間軸があります。
2017年と、2043年、そして2041年。
個人的には、場面がコロコロと変わるドラマは好きではないです。
大筋から外れてしまうので、どうしても展開が遅くなりますし。
ドラマの雰囲気も物語も全然違いますが「Lost」がそうでした。
各登場人物の回想場面が至る所に挿入されるという、なんとも後ろ向きな海外ドラマ。
そんな大筋から離れてもLostはミステリーの部分が勝っていたから、面白かったんだろうと思います。
「12モンキーズ」は、場面が頻繁に変わって、しかも時代まで変わりますから、話の筋を追うのが楽じゃないです。
特に2041年の話は、コールとラムゼが科学者グループに捕まる話で、そもそも1話以前のことなわけです。
2017年では、キャリーが亡くなるので、終わりと始まりの対比という意味はあるのでしょうけど。
終わりと言ってもコールはタイムマシーンで過去に戻りますから、キャリーとの最後の別れでもないようです。
ま、それはよいとして、8話の続きとしては、スピアヘッドからコアと呼ばれる部品を強奪し、タイムマシーンを復活させ、コールを2043年に戻すことに成功します。
いつになるか分かりませんが、近々、日本が舞台になりそうです。
ドラマ版「12モンキーズ」を9話まで観た感想としては……期待外れ。
映画が面白かったので、ちょっと期待値を上げすぎた部分もあるかもしれません。
海外ドラマとしては、標準的な面白さなのかもしれません。
映画版をみてなくてドラマ版から入った人なら楽しめるかもしれません。
まだシーズン1が終わっていないので、ここで作品の評価を判断するのは早計ではありますけど。
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