ホームランド第2話のあらすじ
海外ドラマ「ホームランド」(S1)第2話「トラウマ」の感想です。
第2話の全体的な粗筋は以下になります。
ブロディがアメリカに帰還して数日が経つ。
再入隊が要請されるが、ブロディはトラウマに苦しむ。
キャリーの元に、情報提供者からナジールに関する情報が入る――。
回想は本当にあったこと? それとも妄想?
なかなかブロディは尻尾を出しません。
過去の情景を思い出して、部屋の隅で膝をかかえたりと奇行が目立ちます。
最初のほうでは、ブロディは穴を掘っていて、その穴に相棒だったウォーカーの体を落とし入れます。
ブロディは頭部に銃を突きつけられます。
我らは祖国のために戦う
高潔な我らの名誉を守るため
我らが埃とするその名は――
合衆国海兵隊(マリーン)
銃声が響く。
これは現実にあったことなのか、それとも妄想なのか。
これが現実だったなら、ブロディは死んでいるはずですが……。
情報提供者からの連絡
キャリーの情報提供者リンが、アブ・ナジールという、テロリストのことを伝えてきます。
この情報提供者は、ファリド皇太子の愛人です。
キャリーは、ファリド皇太子のスマートフォンから情報を抜き出すよう情報提供者に指示を出します。
リンは、怯えながらも任務にとりかかります。
今回、キャリーの情報提供者が登場して、キャリーとスパで待ち合わせをする場面や、ホテルのロビーでわざと情報提供者に飲み物を引っかけて洗面所に単独で誘導するような場面は、スパイドラマを彷彿とさせる演出でした。
ドラマによっては、安っぽい感じになる場合もありますが「ホームランド」はなかなか重厚というか、チープさはありません。
ドラマというよりは映画的な雰囲気だと思います。
サラートを行うブロディ
最後のほうでは、ブロディがサラート、イスラム式の礼拝を行います。
なかなか尻尾を出さないブロディですが、これは決定的かもしれません。
ちなみに、1話の最後で出てきたブロディが指を動かして誰かに暗号を送っているかも、というのは曖昧というか、はっきりとした答はでません。
ま、指の動きではなくて、思想的なものは、シーズンを最後まで視聴すると分かります。
ホームランド、面白い
ざっとですがシーズン1を見終わってからこれを書いていますが、噂に違わぬ面白さ。
ホームランドは素晴らしい海外ドラマだと思います。
シーズンの後半はハラハラドキドキの展開で、もどかしくも痛ましい気持ちにもなり、海外ドラマでこんなに心を揺さぶられたのは久しぶりでした。
「ホームランド」シーズン1関連の目次
●海外ドラマ「HOMELAND/ホームランド」の登場人物と用語
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第1話「英雄の帰還」の感想
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第2話「トラウマ」の感想 ★現在地★
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第3話「罪なき者の声」の感想
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第4話「常に忠誠を」の感想
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第5話「死角」の感想
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第6話「誠実な兵士」の感想
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第7話「過ちの週末」の感想
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第8話「弱点」の感想
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第9話「クロスファイア」の感想
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第10話「始動」の感想
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第11話「信念と覚悟」の感想
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第12話「決意の果てに(前編)」の感想
●海外ドラマ「ホームランド」(S1)第13話「決意の果てに(後編)」の感想