憶測などを多分に含みますので、フィクションありです。
SNSで少し話題になっていました。
男女のカップルが歩道を歩いていたところ、後ろから来た女性の自転車が追い越しをかけて、その際にカップルの女性に接触。
カップルの女性は怪我をしたそうです。
自転車はそのまま走り去りそうだったから男は自転車の進行を妨害し、相手が謝らないことから警察を呼んだそうです。
自転車の女性は態度が悪かったようで、男は、弁護士を入れて徹底的に責任を追及するつもりだそうで、まあそれはここでは触れませんが、カップル側の視点がちょっとゆがんでいる気がしました。
どちらが悪いかなら自転車で間違いありません。
歩道は歩行者の領域であるし、自転車は軽車両に分類されるわけで、歩道を走るときは歩行者が優先になります。
自分が知りたいのは、このカップルが歩道をどんなふうにして歩いていたのかです。
横に並んで、真ん中を歩いていたのなら、自省する余地はあるかもしれません。
横列ではなく、縦列(一列)になって歩いており、十分なスペースを空けていて、なおかつ自転車が接触してきたのなら、完全に自転車が悪いです。
正確には、歩道の広さにもよると思いますが。
歩行者側が道の真ん中を歩いていたとして、そのせいで自転車と接触した場合でも、もちろん自転車のほうが悪いと思います。
歩道の真ん中を歩く歩行者って時々見かけますが、どちらかに寄った方が他の人にとっても通行がスムーズになるのに、おそらくそこまでは考えたりしないのだと思います。
1人ならまだいいけど、2人で並んで歩くと邪魔になります。
進む方向が同じ場合、歩行者同士ならそれほど速度差はありませんが、自転車やジョギングしている人は速度差が甚だしいので接触する機会が多くなり、どうしても目障りに感じるはずです。
歩行者のほうが優先ではありますが、少し気を遣えばお互いが嫌な気持ちになることもないのに……とも感じます。
こういった事例は、第三者の視点でみているから気づきやすいのかもしれません。
自分も、気づいてないだけで、他者から邪魔、もしくはこうすればいいのに、と思われているのかもしれません。