ソニーのサイバーショット「WX220」の感想
ソニーのデジカメを「WX220」を購入しました。
簡単にレビューというかインプレというか、感想などを書いてみたいと思います。
どうでもいいですが、ソニーのデジカメ(サイバーショット)を購入したのは人生初です。
デジカメは以前オリンパスのSTYLUS XZ-10を持っていたんですが、使用頻度が低かったのと、ちょっと自分には高機能すぎたので、夏ぐらいにオークションで売りました。
手放してしまった自分がいうのは気が引けますが、STYLUS XZ-10は、とてもよいデジカメだと思います。
XZ-10は性能も良くて、かといって気負いすぎず、難点はちょっと重いことぐらい。上着のポケットに入れると若干かさばります。
STYLUS XZ-10の重さは、221グラム。
対して、新しく購入したソニーのWX220は122グラム。こちらはスマホ並みの大きさ。
小さくて、ポケットに入れても気にならないレベルです。
STYLUS XZ-10を手放したとき(またデジカメが欲しくなれば買えばいいし)と思ったけど、こんなに早く新しいデジカメを買う羽目になるのだったら、XZ-10を売るべきではなかったと少し後悔しました。
まあそれはどうでもいい話です。
今回の主役サイバーショット「WX220」
「WX220」のファーストインプレッションは――「小さい!」(総重量122グラム)
STYLUS XZ-10と比べると、ボタン周りや細部の作りは少し安っぽい気がしました。
まあけど、2万円以下のデジカメはこんなものでしょうか。
WX220の動作ですが、思った以上に軽快です。
電源オンから撮影まで瞬時で、2秒もかかりません。
STYLUS XZ-10とどちらが速いかは比較できませんが、WX220のほうが若干速いと思います(比べたわけではないから違うかもしれません)。
ちなみにSTYLUS XZ-10の発売は2013年2月。
WX220は2014年3月。
WX220の画質
WX220の気になる画質ですが……予想通り。
STYLUS XZ-10と同レベル……かなと。
ちなみにスマートフォンはXperiaA2(SO-04F)を使っています。
もっぱら写真を撮るのはスマホばかりです。
スマホの画質ですが、単純に対象物を写真に収める目的だったら、デジカメと大差はないと思います。
表現力は一眼レフが最大でしょうけど、コンデジとスマホだったら、五十歩百歩なのではないでしょうか。
確かにコンデジでも高級なモデルは色々と設定はできるので、写真に詳しい人からすれば、スマホで写真なんて話にならん、ということになるかもしれませんが、自分はあまり差は感じません。
STYLUS XZ-10とXperiaGXの画質を比べたことがありました。
それについては以下の記事をご覧ください。
●スマホ(XperiaGX SO-04)とデジカメ(STYLUS XZ-10)の画像比較
WX220と、スマートフォンですがXperiaA2(SO-04F)の画質を比べてみたいと思います。
どちらもそんなに変わらないだろうと思っていたら、色彩はWX220のほうが上でした。
▲こちらはXperiaA2(SO-04F)。
▲WX220。
明らかに違います(こんなにはっきりと違うとは思いませんでした)。
スマホのレンズがちょっと汚れてる可能性もあります。あと、スマホのほうはピントも少し合ってない気が……
以前、スマホとデジカメの画質を比べたことがあり、そのときはほとんど違いが分かりませんでした。
今回は、画質と言うよりは、色合いの問題かもしれません。
なぜデジカメを買ったのか?
スマホでも写真撮れるのになんでデジカメをわざわざ購入したのか? という点ですが、うーん、スマホの写真は、画質はそんなに悪くないです。
比較したところWX220のほうがいいと感じたけど、大きな差ではないです。
彩度などはレタッチすればいいです。
けど、スマホは、写真を撮る行為では、どうしてもデジカメに劣ります。
まずスマホのカメラは起動がそんなに速くないです。
OS上でカメラのプログラムを動かしているから遅くなるようです。
ほんの数秒の差だけど、撮りたいときにさっと起動してぱっと写真を撮る行為ではやっぱりデジカメに軍配が上がります。
あと、スマホはシャッター音がでます(無音アプリもあるけど)。
デジカメのシャッター音は設定で切ることができます。
ほか、各種設定、フラッシュの違いなど、細かな点はありますが、デジカメは、当たり前だけど、写真を撮影する専用機器。
スマホは、あくまで電話で、カメラは補助的なものだから、写真を撮ることには特化されていません。
ちょうどデジカメは手元になかったし、2万円クラス程度のデジカメなら1台あっても損ではないかな、と思って購入しました。
けど、大は小を兼ねるといいますから、もう少し奮発して、WX350を購入しても良かったかもです。
調べてみると、スペック的にはWX220とだいたい同じでした。
ズームの倍率、バッテリーの保ち、あと350にはダイヤルボタンがついていて、モードの切り替えが直感的にできるようです。
WX350は重さが160グラムぐらい。手頃です。
WX220はズーム機能が素晴らしい
WX220のズームは光学10倍となっています。
オマケ程度のものだろうと期待してなかったけど、なかなかこれが便利というか、衝撃を受けました。
上位機種のWX350は光学20倍なので、更に高性能です。
ズームを頻繁に使う場合は、WX350を選択するべきと思います。
ズーム機能に関しては以下のエントリーを参照。
●デジカメ(WX220)のズーム機能が予想していたよりも高性能だった
WX220の欠点
WX220の欠点ですが、設定項目が思ったよりも少ないです。
シーンセレクトなど、明るさ調整はできますが、絞りとかシャッタースビードをマニュアルで変えたりはできません。
基本的にはオートでしか撮らないから、特に問題はないのだけど……できない、となるとなんかちょっと悔しいです(笑)
設定ができても、使いこなせそうにないから、できないほうがいいのかもしれません。
ちなみにWX220はシーンセレクトで、露出とかシャッタースピードはある程度変えられるようです。
おまかせオートが標準で、プレミアムおまかせは、ちょっと気合い入れて撮る時用でしょうか。
プログラムオートが、暗がりでの撮影など。
シーンセレクションだとシャッタースピードが遅くなるみたいです。手持ちだとブレるみたいです。
あと、WX220はバッテリーの容量が少ないです。
一日中写真を撮るのは無理だと思います。
保って半日……と思います。
ちょうどモバイルバッテリーを持っているので、デジカメを酷使するような状況が予想されるならモバイルバッテリーを持ち歩くつもりです。
余談になりますが、カメラを使って何かを表現する場合は、WX220のような低価格帯のデジカメは不向きだと思います。
炎をまたいで人物を撮るとか、対象物を望遠、または広角で撮って写真の持つ意味合いを変える、などです。
コンデジなら、価格帯3万円前後ぐらいのものだったら、一眼レフには劣るけど、設定項目とかも多いし、表現力は高いとは思います。
予算に余裕があるのなら、もう少し上のデジカメを買うのがいいのかもしれません。
繰り返しになりますが「WX220」を購入したあとにちょっとだけ後悔しました。
自分の場合、カメラに対する知識が乏しいので、STYLUS XZ-10を使っていたときも露出やシャッタースピードを変えたりして撮ることはありませんでした。
ほとんどオートです。
なので設定項目の少ない「WX220」ぐらいが自分にとっては丁度よいのかもしれません。
WX220の画質について、もう一度撮影して確認してみたいと考えています。
後日アップします。
●デジカメ(WX220)とスマホ(XperiaA2)で撮った写真を比べてみる